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『娘を嫁に出すような…そんな気持ち』(森林総研 勝木主任研究員)
☆‘はるか’は面白い!
初回となる今回は、新種のさくら‘はるか’の生みの親である森林総合研究所  勝木俊雄さんにお話を伺ってまいりました。
中学生のころから好きだった「山登り」がきっかけで森林関係にご興味を持たれ、以後学問としても研究し続けてきた、とても情熱のある方です。

『‘はるか’は本当に面白いサクラなんです!』
こう話し出した勝木さん。一体どういう所がすごいのでしょうか?

『‘はるか’は複雑な交配を経ています。そもそも、桜の野生種は日本に10種あるといわれています。また、「栽培品種」は野生種の分類とはまったく異なる分類体系になります。ただ、野生種の分類体系の中で考えると、一般的なサクラの栽培品種の多くはひとつ、あるいはふたつの野生種が関係しているぐらいです。しかし‘はるか’の場合は、4種の野生種が交配している珍しいケースなんです!』

そんな新種のさくら‘はるか’。どんな特徴があるのでしょうか?
『基本的にサクラの花の花弁数は5枚です。‘はるか’の母親の‘思川’の花弁の数は10枚程度ですが、‘はるか’は15,6枚もあります。また花の形もまんまるで、まさに”艶やか”という言葉がふさわしいようなサクラだと私は思います』

☆いじめられないかな…
そんな‘はるか’の生い立ちを満面の笑みでお話ししてくださった勝木さん。
『まるで、娘を嫁に出すようなそんな気持ちだよ』
とちょっぴり切ない”親心”もあるようです。
『今までは自分の手元でひっそりと咲いていたんだけどね(笑)これから世の中に出て、ちゃんとやっていけるのかな?どっかでいじめられないかな?なんて心配してしまいますね』
そう話している勝木さんのまなざしはまさに‘はるか’のお父さんそのものでした。
まだ苗木の‘はるか’。これからの未来にどんな美しい花を咲かせてくれるのでしょうか。とても楽しみです。

☆最後に「fukushimaさくらプロジェクト」にメッセージを下さい
『一番の目的は福島、東北の復興支援です。10年、20年経ってもそれを忘れない、‘はるか’が一つのシンボルとして活用させてもらえれば、私自身たいへん嬉しく思います』  (Rie Kawahara)